繋大橋

(概要)
 繋大橋は、岩手県盛岡市の西部、温泉地として知られる繋地区と対岸の地域を結び、御所湖を横断する道路橋である。御所湖は雫石川をせき止めて造られた人造湖で、周囲には山並みと湖岸公園が広がり、四季を通じて多くの観光客が訪れる。大橋はその玄関口として重要な役割を担い、盛岡市街から繋温泉や雫石方面へ向かう主要ルートの一部となっている。
 橋は比較的ゆるやかな曲線を描く近代的な構造で、広い歩道も備えるため散策にも適している。湖面からの高さがあることから眺望に優れ、春は新緑、夏は湖上の涼風、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに表情を変える景観を楽しめる。とりわけ夕暮れ時には、岩手山や奥羽山脈を背景にした湖と橋のシルエットが美しく、写真撮影の名所としても知られる。
 また、繋大橋の周辺には温泉宿や美術館、ボート乗り場、サイクリングロードなどの施設が点在し、観光拠点としての機能が高い。橋を徒歩で渡れば湖岸の遊歩道へつながり、地元住民の散歩コースとしても親しまれている。冬季は路面凍結対策が施され、地域の生活道路として安全性が保たれている。
 この橋の完成により、湖で分断されていた交通が大きく改善され、繋地区の観光振興や物流の円滑化に寄与した。地域の象徴的存在としてイベント時にはライトアップが行われることもあり、御所湖と一体となった景観づくりに欠かせない土木遺産となっている。現在も盛岡西部の交流を支える大動脈として、静かに人々の暮らしを見守っている。
  (アクセス)
 車では東北自動車道 盛岡IC からは 15~25分程度 です。駐車場は御所湖広域公園駐車場又は繋温泉周辺に沢山あります。公共交通機関利用ならJR盛岡駅から岩手県交通バス(つなぎ温泉行き)に乗り、終点のつなぎ温泉バス停 まで 約35~40分で、そこから徒歩で5~10分程です。Map


 
 
 

前画面に戻る